そもそも競馬って儲かるの？
儲かるというのをどこに設定するかという議論はおいといて、ひとまず年間収支が安定してプラスになることを儲かるということで話を進めていきたい。
勿論、儲かるよ。
ただし、実力があればだけどね。
この実力をつけるのが他のどんな分野より難しいだけ。
学校や会社では教えてくれない、身につかない能力。
時間が解決してくれない。何年やっても駄目な奴は駄目。
自分で考え、自分で決断し、自分で責任を取ることだから。
抽象的で申し訳ないが、それができる人は数少ない。
わからない人には一生わからないことなので、競馬で儲かってない人はそういう実力が身についていない、身につけようとしていないということだけは現実として受け止めてもらいたい。
それでは、どのレベルまでいけば儲かるのか、まずは自分の立ち位置を確認するために、一つの目安をあげておく。
どの分野でもよくあるピラミッド構造ね。ギャンブルは少しいびつだけど。
- 初心者： ５％
- 初級者：７５％
- 中級者：１５％
- 上級者： ５％
初心者については、競馬歴一年未満ってところで。
問題は、初級者。ここで競馬がもっているところもあるのでありがたい部分でもあるが、ここは儲かるという視点から、厳しくいきたい。
競馬好き、ギャンブル好きが多いゾーンであり、このレベルで競馬をやめていく人が多いゾーンでもある。中級者以上で競馬をやめていった人にはいまだ会ったことがないので。
言い訳ゾーンと私は命名している。
競馬は儲からないものと変に納得している。馬が好きだから、スポーツとして観ているから、娯楽だから、儲けはどうでもいいと。
いろんな理由をあげてくるが、要は儲からない、自分の実力のなさを棚上げしている人たち。
自分の実力がないから儲からないとは考えず、言い訳も他人の力を借りる。
儲からない理由も、自分でしっかり考えたものではなく、世間の常識頼み。
自分の実力のなさを認めたくない心理も解るが、そのくせ達観したように儲からないことが当たり前のように言うのは、すり替えでみっともないからやめようね。
わかってる人には全く通用しないから。
好きだからとかいうのも、ほぼ同様ね。
夢見る乙女かい、恋は盲目ってか。いっぱしの大人が。
好きだから好きでは、実力は伸びないよ。現状維持がいいところ、下手の横好きで満足かい。
好きなら、もっと理解してあげようよ。理解しようとする心が、向上心に繋がる。そして、向上心をもって努力すれば自然と実力もついてくるのだけどね。
競馬で儲かっていない人は、全員初級者である。
競馬歴とかは全く関係ない。
新聞の予想家のほとんどもこのゾーンであることも事実。
では次に、中級者。
儲かるのもここから。競馬の収支もしっかりつけて、自分なりに予想し、儲かる実感・イメージも出来つつある。
小手先の技術を駆使すれば、プラスに出来る。
小手先の技術とは、ケンして、自信があるレースだけで勝負。単複とかならなお確実ね。
このゾーンの目安としては、危険な人気馬を自信をもって消せるようになること。
最後に、上級者。
プロといえるゾーン。
小手先の技術を使わなくて、儲けることが出来る。
自分の予想方法を確立するも、そのアップデートにも余念がない。
目安としては、予想イコール馬券で買っても儲けられる。
Ｇ１でもしっかり儲けられる。
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